鉄って、なにがすごいの? どうすごいの?
2.大昔から鉄って使われているの?

日本には、古くから鉄をつくる過程(かてい)の「たたら製鉄(せいてつ)」という技術(ぎじゅつ)が使われていたという形跡(けいせき)が残っているんだ。

それは、弥生(やよい)時代という説と、6世紀半ばという説があるんだ。

ただ、銅鐸(どうたく)や大仏像(だいぶつぞう)などにみられるように、銅は弥生時代には作られていたと思われているよ。

じゃあ、世界ではどうだろう。

「たたら」は製鉄のための炉(ろ)に空気を吹(ふ)き込(こ)む「フイゴ」のこと。
昔はこれを足で踏(ふ)んで作業をしていたんだ。
その後、このフイゴを使った製鉄方法そのものを「たたら」と呼(よ)ぶようになったんだよ。
(出典:たたら製鉄における踏み鞴による送風作業 『日本山海名物図会』所載)

日本の大仏(だいぶつ)は、銅(どう)で出来ている物が多いけれど、その製造(せいぞう)には「たたら」の技術(ぎじゅつ)が用いられたと考えられているんだ。

大仏って、かなり昔からあるよね。

ということは、この技術は、かなり古くから使われていたものなんだね。