鉄の"正体"を知ろう
4.鉄とほかの金属とのちがいってなに?

鉄は、他の金属と比(くら)べてその生産量が圧倒的(あっとうてき)に多いため、工業の世界では「鉄」と「非鉄(ひてつ)金属」という区分がなされているんだ。

非鉄金属には、金や銀、アルミニウムや鉛(なまり)、ニッケルやコバルトなどのレアメタルなどがあるんだよ。

貴金属(ききんぞく)とも呼(よ)ばれ、宝飾(ほうしょく)、アクセサリーとしてもよく用いられるのが金や銀。

とても希少な47元素(げんそ)を含(ふく)むハイテク製品(せいひん)には欠かせないのがレアメタル、そして鉄を含むアルミニウム、鉛、銅(どう)など埋蔵(まいぞう)量も利用量も多いのがベースメタルと呼ばれる物たちなんだ。

写真は銀。
ほんとうに銀色に輝(かがや)いているね。

銀は紀元前(きげんぜん)3000年ごろにはすでに使われていたんだ。

古代エジプトや古代インドでは金よりも高いものだったんだって。

日本でも採(と)れていたよ。「銀山」という名前がついている場所がそうなんだ。

金は、延べ棒(のべぼう)=インゴットの形になっているもののイメージが強いね。

金の元は、鉱山(こうざん)の砂(すな)や岩の中にごくごくわずかに含(ふく)まれていて、細かく割(わ)ったり、洗(あら)ったりして取り出すんだ。
だからとても高価(こうか)な金属なんだ。

日本でも採れていたよ。「金山」という名前がついている場所がそう。

銀よりも薄(うす)く伸(の)ばすことが出来るから、加工がよりしやすくなり、金を使った製品(せいひん)が多くなっていきたんだ。

このように金属には、用途(ようと)に応(おう)じて形を変えたり、様々な加工をして使われているんだよ。