鉄が"変身"するぞ
【解説(かいせつ)】1.熱で動き出す

固い釘(くぎ)が、真っ赤になるとなぜ曲がるようになるのかな?

それは、熱によって鉄の内部の分子が動きだすからなんだ。

普通(ふつう)の状態(じょうたい)の釘は、固体(こたい)と言って固まりの状態だね。

釘は鉄で出来てるよね。
釘の中では鉄を作っている大元(おおもと)である分子たちがきれいに、しかも窮屈(きゅうくつ)に並(なら)んでいる状態なんだ。

だから、動けない。だから固まりになっているんだ。

でもそこに高温の熱が加わると、この分子たちが少しずつ、動き出すんだ。
もっともっと高温になると、もっと動き出してドロドロになる。つまり液体だね。

今日の実験では、ドロドロにまではならなかったけど、液体(えきたい)になる前の状態にしたということなんだ。

鉄道の線路が夏の暑い時期になると少し伸(の)びることを知ってるかい?

だから、線路のつなぎ目には隙間(すきま)があるんだ。

熱が加わると鉄の大きさが少し大きくなるんだ。
これを熱膨張(ぼうちょう)というんだよ。

この内容は中学校で習うことだけど、もうちょっとくわしいことが、「鉄って”リサイクル”できるんだって」の「もっと見てみよう」にやさしく書かれているから、そちらも見て勉強してね。