日本のものづくりをささえる町工場をたずねよう
2.産業の仕組みと町工場の役割(やくわり)

キミは下請制(したうけせい)という言葉を聞いたことがあるかな?

大企業(きぎょう)(=親会社)が自社工場で物を生産する時に、その一部や部品を、自分のところより小さな工場に、継続(けいぞく)的に発注する仕組みの事。

例えば、親会社が新しい部品を作るために、新しい生産工場を作ったり、自社で技術力(ぎじゅつりょく)のある人を育てるよりも、小規模(きぼ)な町工場に発注した方が、製品(せいひん)の質(しつ)もあがり、コストも抑(おさ)えられることから、この仕組みが出来上がったんだ。

製品のニーズの調査(ちょうさ)、企画(きかく)、開発を大企業が行って、部品の製作などを下請に委託(いたく)したり発注したりするんだ。

大企業から下請をした会社がさらにその下請をだす、2次下請、3次下請もあるんだよ。

そして、また製品を大企業に納品(のうひん)し、そのままだったり、さらに手を加えたりして市場に出荷されるんだ。