日本のものづくりをささえる町工場をたずねよう
2.産業の仕組みと町工場の役割(やくわり)(2)

工業の分野でこの下請制(したうけせい)という仕組みは、第一次世界大戦(1914年~1918年)の頃(ころ)から始まって、町工場の数はどんどん増(ふ)えていったんだけど、1985年のプラザ合意の後は、中国など海外に下請の場を求めるようになったんだ。

でも、技術(ぎじゅつ)ではまだまだ力不足の所も多い。

だから、今、国内で町工場として残っているところは、独自(どくじ)の技術や、高度な技術を持っている所が多く、日本の高度な産業を支(もと)える元となっているよ。

この仕組みは日本だけではないんだ。

でも、日本の町工場の技術(ぎじゅつ)は特にすばらしいレベルなんだよ。
だからこそ、日本は「ものづくりの国」と呼ばれるんだね。
(Photo:Brian Odwar)

これは中国の鋳物工場。
年々、中国をはじめとした諸国(しょこく)も力をつけているんだ。

それぞれの国が独自(どくじ)の技術でものづくりをする側面(そくめん)もあるけれど、日本でサンプルや設計図(せっけいず)を作り、その通りに海外で作ってもらう、というやり方を行っている企業(きぎょう)もあるんだよ。