鉄の未来、町工場の未来
日本の鉄~全国の"鉄の町"を知ろう

播磨臨海工業地域(はりまりんかいこうぎょうちいき)と周辺の工業

兵庫県姫路(ひめじ)市、加古川(かこがわ)市・高砂(たかさご)市

播磨臨海工業地域(はりまりんかいこうぎょうちいき)は、兵庫県姫路(ひめじ)市・加古川(かこがわ)市・高砂(たかさご)市にある工業地帯です。

大阪湾(わん)を囲(かこ)む阪神工業地帯の西側に位置し、姫路港、東播磨港を有しています。

鉄鋼(てっこう)・化学等の工場や発電所などがあり、日本有数の製鉄(せいてつ)所である日本製鉄(広畑製鉄所)や神戸製鋼(せいこう)所(加古川製鉄所)を擁(よう)している事から、鉄を学ぶ上で、とても重要な地域(ちいき)の一つです。

日本製鉄は、瀬戸内(せとうち)製鉄所広畑(ひろはた)地区と呼(よ)ばれ、1939年(昭和14年)に日本製鐵(=鉄。当時は鐵の字を使っていました)によって銑鋼(せんこう)一貫(いっかん)製鉄所として建設(けんせつ)されました。

その後休止、合併(がっぺい)などを重ね、現在(げんざい)は高炉(ろ)はありませんが、年間100万トンの粗鋼(そこう)を生産しています。

神戸製鋼所(加古川製鉄所)は3基(き)の高炉を持つ銑鋼一貫の製鉄所で、その面積は甲子園(こうしえん)球場130個(こ)分にあたる510ヘクタールにも及(およ)びます。

この地域(ちいき)には、大工場が集まっていますが、隣接(りんせつ)する南部海岸(かいがん)地帯には、町工場が多くあります。

中でも鎖(くさり)は、全国生産の60%を生産しています。大きさも船の錨(いかり)につけるアンカーチェーンのように直径150ミリメートルものから、装飾(そうしょく)用の0.80ミリメートルまでさまざまです。

高炉(こうろ)を持つ、
神戸製鋼所(こうべせいこうじょ)加古川製鉄所(かこがわせいてつじょ)。
Photo: 松岡明芳

 

【参考にしよう】

姫路市・公益財団法人 姫路・西はりま地場産業センター(ひめじし・こうえきざいだんほうじんひめじ・にしはりまじばさんぎょうせんたー)
http://himeji.jibasan.jp/chain/index.html

一般財団法人大阪湾ベイエリア開発推進機構(いっぱんざいだんほうじんおおさかわんべいえりあかいはつすいしんきこう)
http://www.o-bay.or.jp/page/magazine37_1.html