鉄の未来、町工場の未来
日本の鉄~全国の"鉄の町"を知ろう

北海道で唯一(ゆいいつ)「高炉(こうろ)」のある鉄のまち

北海道室蘭(むろらん)市

室蘭(むろらん)市には、1907(明治40)年、北海道炭礦(たんこう)鉄道の井上 角五郎(いのうえ かくごろう)や伊藤博文(いとうひろぶみ)の働きかけによって、旧(きゅう)日本製鋼所(せいこうしょ)が創立(そうりつ)され、1909年に砂鉄(さてつ)と鉄鉱石(てっこうせき)との混合(こんごう)による日本最初の製鉄(せいてつ)を輪西製鐵場(わにしせいてつじょう)で製造(せいぞう)しました。

室蘭の製鉄は時代の流れにより、休止や、改称(かいしょう)など変遷(へんせん)してきましたが、現在は日本製鉄室蘭製鉄所が「高炉(こうろ)」で鉄をつくる「製鉄所」として稼働(かどう)しています。

明治終盤(しゅうばん)の火入れ以来、室蘭は「鉄の町」として発展(はってん)し、今ではここから日本全国へ様々な鉄が運ばれ続けています。

全国各地で発生している震災(しんさい)関連の復興(ふっこう)資材(しざい)や東京オリンピック開催(かいさい)に向けた鉄鋼(てっこう)需要(じゅよう)などを経(へ)て、今後も多くの鉄が日本経済(けいざい)の発展(はってん)に役立っていくことと思われます。

鉄鋼所のほかには、函館(はこだて)どつく室蘭製作所などの造船(ぞうせん)工場、石油化学工場などの大型(おおがた)の工場があります。

また、室蘭ではものづくりを未来につなげるため産学官民連携で『てついく』という取り組みを実施(じっし)。鉄に関わる大小の工場の見学や学びの機会を増(ふ)やしています。

工場地帯の夜景が美しく、観光スポットにもなっています。

 

【参考にしよう】

室蘭市
http://www.city.muroran.lg.jp/

日本製鉄室蘭製鉄所
https://www.nipponsteel.com/works/muroran/index.html