鉄の未来、町工場の未来
日本の鉄~全国の"鉄の町"を知ろう

平安時代から続く鋳物(いもの)のまち

岩手県奥州(おうしゅう)市水沢(みずさわ)

奥州(おうしゅう)市の鋳物(いもの)製造(せいぞう)の中心は、水沢羽田町並柳(みずさわはだちょうなみやなぎ)周辺です。
ここには約60もの鋳物工場が集まっています。

水沢での鋳物の歴史(れきし)は、平安末期頃(ころ)、滋賀(しが)県から鋳物職人(しょくにん)を招(まね)き鋳造(ちゅうぞう)を行ったことが始まりと言われています。

鋳物の原料となる鉄鉱石(てっこうせき)や砂鉄(さてつ)が近くから豊富(ほうふ)に手に入ったこと、鉄を溶(と)かすための燃料(ねんりょう)である木炭が北上山地から豊富に手に入ったこと、鋳造の命とも言える鋳型(いがた)の原料となる良質(りょうしつ)の川砂(すな)が北上川から大量に採(と)れたこと、北上川によって船で製品(せいひん)を各地に運べたことなどの好条件があり、発展(はってん)してきました。

かつては、茶道具や美術(びじゅつ)要素(ようそ)の強い盛岡(もりおか)付近の南部鋳物と、生活必需品(ひつじゅひん)を作っていた水沢鋳物に分かれていましたが、現在(げんざい)は、両方を合わせて「南部鉄器」と呼(よ)んでいます。

いろりで使われる鉄器

 

【参考にしよう】

水沢鋳物工業協同組合(奥州南部鉄器)(みずさわいものこうぎょうきょうどうくみあい)(おうしゅうなんぶてっき)
https://oshu-nambutekki.com/meibo

奥州市(おうしゅうし)
https://www.city.oshu.iwate.jp/site/kanko/5786.html

KOGEI JAPAN
https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/list/?category=7

経済産業省 伝統的工芸品 (けいざいさんぎょうしょう でんとうてきこうげいひん)
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/nichiyo-densan/index.html