鉄の未来、町工場の未来
日本の鉄~全国の"鉄の町"を知ろう

伝統(でんとう)工芸「山形鋳物(やまがたいもの)」のまち

山形県山形市

今から1000年ほど前の平安時代後期に始まった山形鋳物(やまがたいもの)は、山形県山形市周辺で作られており、金具や仏像(ぶつぞう)、鉄瓶(てつびん)などの日用品、茶の湯釜(かま)なども作られています。

現在(げんざい)は、日用品や芸術(げいじゅつ)品、工芸品などの「工芸鋳物」と、農機具や機械部品、自動車部品などの「機械鋳物」の2つの分野があり、海外にも拡大(かくだい)しています。
特に茶の湯釜のシェアは日本トップクラスです。

山形鋳物の特徴(とくちょう)は、重厚(じゅうこう)な存在(そんざい)感はそのままに、薄(うす)くきめ細かな肌(はだ)感が生み出されている点にあります。

「薄手で繊細(せんさい)な肌合い」を作りだしているのは、受け継(つ)がれてきた伝統(でんとう)の技法(ぎほう)です。

茶の湯釜や鉄鍋(てつなべ)は鉄から作られますが、その他の製品(せいひん)には銅(どう)合金(ブロンズ)も使用されており、さらに技術(ぎじゅつ)の進化とともに使用できる素材(そざい)も増(ふ)えた近年では、アルミの鋳物も見られるようになりました。

山形鋳物(いもの)の花びん

 

【参考にしよう】

山形鋳物工業団地協同組合(やまがたいものこうぎょうだんちきょうどうくみあい)
https://www.chuokai-yamagata.or.jp/imono/kigyou.html

KOGEI JAPAN
https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/list/?category=7

経済産業省 伝統的工芸品 (けいざいさんぎょうしょう でんとうこうげいひん)
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/nichiyo-densan/index.html