鉄の未来、町工場の未来
日本の鉄~全国の"鉄の町"を知ろう

伝統(でんとう)工芸「東京銀器(とうきょうぎんき)」のまち

東京都台東区、荒川(あらかわ)区、文京区など

東京銀器(とうきょうぎんき)は、台東区や荒川(あらかわ)区、文京区など主に東京都で作られている金属(きんぞく)工芸品です。

江戸(えど)時代、現在(げんざい)の銀座には銀座役所があり、銀貨(ぎんか)が鋳造(ちゅうぞう)されていました。

そして、その周辺に、銀師(しろがねし)と呼ばれる銀器職人(しょくにん)や彫刻(ちょうこく)をする彫金師(ちょうきんし)、櫛(くし)、かんざし、神興(みこし)金具等を作る金工師と呼(よ)ばれる飾(かざ)り職人が登場したことが「東京銀器」の始まりでした。

現在(げんざい)も鍛金師(たんきんし)や彫金師、仕上師(しあげし)と呼(よ)ばれる職人(しょくにん)がその技法(ぎほう)を受け継(つ)いでいます。

原材料には主に銀が使われており、製品(せいひん)は器物や置物、耳かき、装身具(そうしんぐ)など多岐(たき)に渡(わた)ります。

また、銀は無害で長持ちするため、ベビースプーンや菓子(かし)切などカトラリー類も多く作られています。

その製造(せいぞう)工程(こうてい)のほとんどは、丹念(たんねん)な手作業で行われ、職人はさまざまな技法を駆使(くし)して独自(どくじ)の作品を生み出しています。

職人技の粋(いき)を極(きわ)めた作品の数々は、根強い人気を誇(ほこ)っており、日用品のほか贈答品(ぞうとうひん)や記念品にも用いられています。

かつて銀座で鋳造(ちゅうぞう)されていた銀貨(ぎんか)。
この文化が今の東京銀器に繋(つな)がっています。
Photo : As6022014

 

【参考にしよう】

東京金銀器工業協同組合(とうきょうきんぎんきこうぎょうきょうどうくみあい)
http://www.tokyoginki.or.jp/

台東区(たいとうく)
https://craft.city.taito.lg.jp/craft/2049/

KOGEI JAPAN
https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/list/?category=7

経済産業省 伝統的工芸品(けいざいさんぎょうしょう でんとうてきこうげいひん)
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/nichiyo-densan/index.html