鉄の未来、町工場の未来
日本の鉄~全国の"鉄の町"を知ろう
自動車産業とともに発展するまち
愛知県豊田(とよた)市
愛知県豊田(とよた)市は、言わずと知れたトヨタ自動車の町です。
もともと豊田市は、挙母(ころも)町という町で、農業や紡績(ぼうせき)で栄えた町でした。
1954(昭和29)年に「工場誘致(ゆうち)奨励(しょうれい)条例(じょうれい)」を公布(こうふ)し、もともと挙母に工場を持っていたトヨタ自動車工業を含(ふく)め、自動車関連の企業(きぎょう)が60数社に増(ふ)え、1959(昭和34)年1月、自動車産業とともに発展(はってん)することを誓(ちか)って市名を「豊田市」に変更(へんこう)しました。
つまり、自動車産業あってこそ出来た「豊田市」なのです。
市内には1200ほどの工場があり、働いている人は9万人以上です。
そのうち、工場の数では半分以上が、働いている人は実に75%が自動車関連です。
トヨタ自動車以外の工場も、70%以上が従業員(じゅうぎょういん)数30人未満(みまん)の町工場です。
身近に鉄に関わる工場がきっとある! そんな町が豊田市です。
トヨタの自動車と共に発展(はってん)してきました。
【参考にしよう】
豊田市(とよたし)
https://www.city.toyota.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/004/760/01.pdf