鉄の未来、町工場の未来
日本の鉄~全国の"鉄の町"を知ろう

九州全域(ぜんいき)にひろがる造船(ぞうせん)工場

福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県

2015年「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(めいじにほんのさんぎょうかくめいいさん せいてつ・せいこう、ぞうせん、せきたんさんぎょう)」が世界遺産(いさん)に登録されました。

岩手・静岡・山口と九州5県に点在(てんざい)する遺跡(いせき)が登録され、現在(げんざい)も稼働(かどう)しているものが遺産に指定されたのは、日本では初めてです。

その一つが「造船(ぞうせん)」で三菱重工業長崎造船所(みつびしじゅうこうぎょう ながさきぞうせんじょ)の第三船渠(だいさんせんきょ)です。

長崎造船所では、この第三船渠を含(ふく)む、5つの資産(しさん)が指定されています。

この長崎造船所は1859年(安政(あんせい)4年)に 江戸(えど)幕府(ばくふ)直営(ちょくえい)「長崎鎔鉄(ようてつ)所」として建設(けんせつ)が始まり、1868年(明治元年)には 官営(かんえい)「長崎製鉄(せいてつ)所」となり、1879年(明治12年) には最初のドックが完成しました。

1884年(明治17年) に三菱の「長崎造船所」となり、日本の造船の中核(ちゅうかく)を担(にな)ってきました。
「戦艦武蔵(せんかんむさし)」もここで作られました。

長崎市や諫早(いさはや)市にある三菱重工業の他に、1962年(昭和37年)当時、世界最大の13万DWTタンカー「日章丸(にっしょうまる)」を建造(けんぞう)した佐世保(させぼ)市にある佐世保重工業、大型(おおがた)貨物やタンカーを造(つく)っている佐賀県伊万里(いまり)市の名村造船所、日本国内2位の造船会社である熊本県玉名郡のジャパン マリンユナイテッド有明など、大型の造船所が集まっています。

また、九州各地には、中小の造船所もたくさんあります。。

このクルーズ船も、長崎造船所(ぞうせんじょ)で造(つく)られました

 

【参考にしよう】
長崎県造船協同組合
http://www.zosen.sakura.ne.jp/nagasaki.html

三菱重工業株式会社(みつびしじゅうこうぎょうかぶしきがいしゃ)
https://www.mhi.com/jp/company/location/nagasakiw/index.html

株式会社名村造船所(かぶしきがいしゃなむらぞうせんじょ)
https://www.namura.co.jp/ja/about.html

佐世保重工業株式会社(させぼじゅうこうぎょうかぶしきがいしゃ)
http://www.ssk-sasebo.co.jp/ssk/jp/business/shinzosen/index.html